資産運用の初心者には投資信託のインデックスファンドがおすすめ

長く続く低金利のため、現金を預貯金に預け入れて貯蓄しても、利息はわずかばかりです。将来に備えるため、もっと効率の良い資産運用を考えている人も多いと思います。けれど一口で資産運用と言ってもいろいろな方法がありますね。そんな、資産運用の初心者に向いているのが投資信託の「インデックスファンド」です。インデックスとは、株式市場全体の株価の平均となる指標のことです。日経平均株価という言葉をニュースなどで聞くことも多いかと思いますが、これは東京証券取引所の第1部上場銘柄のうち225の主要銘柄の値動きを示す指標となります。また、TOPIXと呼ばれるのは第1部上場銘柄の全ての動きを示す指標です。いずれも日々変動する株価の平均値を示しています。
インデックスファンドは、投資信託の資産運用の方法のひとつで、この平均値と言われる指標の動きと連動して価格が上下するのが特徴です。例えば日経平均株価に連動する投資信託では、日経平均株価が10%上昇すると、投資したお金も10%値上がりすることを目標とします。平均株価を基準とした資産運用のため、どの証券会社を利用してもあまり差はありません。そのため初心者でもまず試しやすい資産運用の方法です。これに対して、独自の株価の値動きをするのがアクティブファンドと呼ばれる投資信託です。個別の価格上昇の指標を持つので、情報収集を常に行わなければならないため、上級者向きと言えるでしょう。